波佐見焼 オリジナルタイル
2012年 05月 19日
建物に直角方向(垂木方向)の薪ストーブのバック壁の素材で、
悩みに悩んでいました。
杉にすると、不燃の板でも、少し不安ですし。。。
『身近なもの』を利用することを取り組んでおりますので、
波佐見焼を貼りたいなと思い、施主様にお願い!
前にも書きましたが、
施主様のご厚意を賜り、
『波佐見焼オリジナルタイル』を作成する運びとなりました。
大物建築家になった気分です!ワッショイ!
ありがとうございます!
※当然、施主様がタイル作成を行って頂きます。
まずは、釉薬探しです。
隣町の有田の釉薬会社を3件、廻りました!
いや~~~、さすが本場!凄い釉薬の数があります。
質感・色・光沢など、釉薬が変われば、変わります。
また、焼く温度によっても変化するそうです。
本来の波佐見焼きの色を確認しましたが、
今回の外壁のカラーから、ややグレーを選んでみました。(写真 左)
成型の写真です。
オリジナルタイルは、サイズは自由です!
大判の270x118 t=8~15と厚みを変えてデザインしました。
笠木にも、タイルが使えるようにしました。
型から外れやすい様に、釉薬がのりやすい様に
コーナー部分に少しの面取りが施されてます。プロの仕事です。
釉薬を付けて、焼くとサイズがかなり縮みます。
また、焼く温度、焼く時間、窯の種類、釜での位置などで、
同じ釉薬ですが、こんなに変化がうまれます。
やはり、手作りは最高です。
皆様の大切な思いが詰まってきております。素敵な家が生まれそうです!
引き続き、ガンバリマスバイ!
by kentiku-k
| 2012-05-19 19:27
| 建築
|
Comments(0)